ここではTNノット(トリプルニットノット)の結び方を紹介していきます。
この結び方はノットコンテストでは8kg(16lb)で切れるラインを使用して、【8.13kg】という100%越えの強度を出した結び方です。
ワダノットだけでは解けてしまうので、ハーフヒッチを追加してすっぽ抜け防止が必要になります。
前半で図解でゆっくり解説していき、後半では動画で解説していきます。
【図解】ワダノットの結び方
今回はリングにワダノットを結んでいきます。
まず、リングにラインを通していきます
もう一度リングにラインを通し、左の親指で輪っかを押さえておきます
あまり端ラインを、メインラインの下に通します
あまり端ラインを上に引っ張り輪っかを作ります
もう一度メインラインの下から上に通して
輪っかをもう1作ります
あまり端ラインを2つの輪っかの中に、奥から手前に通します
(メインラインと逆方向に通します)
左右に引っ張り2つの輪っかを締め込んでいきます
メインラインを引っ張り、結び目をアイに近づけいきます
そのままメインラインとあまり端ライン両方を引っ張り締め込みます(この時にリングの2本のラインが重ならないように気をつけてください)
ワダノットはこれで完成ですが、これだけだと解けてしまうので、ハーフヒッチが必要になります
ハーフヒッチを結ぶ
ハーフヒッチは、あまり端ラインをメインラインの下から通します
できた輪っかの中にあまり端ラインを通して締め込みます。緩みやすいのでしっかり締め込んでください
次はメインラインの上から通し、出来た輪っかの中にあまり端ラインを通し、締込みます
ハーフヒッチを6回繰り替えします。
最後は輪っかの中に2回通しエンドノットを行います
あまり端ラインを短く切ります(緩む場合はライターで炙りコブを作り抜けづらくします)
これでワダノット+ハーフヒッチの完成です
【動画】ワダノットの結び方
動画の中ではゆっくり解説しながらワダノットを結んでいきます。
流れで見る事で理解しやすくなります。